浅草のそら

神々しい道。
何の変哲もないスカイツリーに向かう歩道なのだけど、この時間だけ何とも言えない雰囲気を醸し出す。よく見るとツリーのトップからなにやら怪しげな。。。

町会のラジオ体操を終えて家に戻るとカムチャツカ半島沖でM9近い大地震が起きたから津波を気をつけるようにと各テレビ局が騒いでいた。各局を見比べながら何処が信頼できる情報を流しているか見ていた。緊急が入ると書くテレビ局の報道姿勢ってよく現わされてきてその局の参考になる。不謹慎だがリトマス試験紙になる。

浅草のそら

雲だけ見れば涼しそうな気もするのだけれど、今日も35度越えの猛烈な暑さだ。
夕方には夕立が降り、ヒグラシが鳴いて涼を呼ぶ美しい日本の四季は何処へ行ったのだろう。

そう言えば今朝、ラジオ体操の広場に初めてセミの鳴き声が響いた。
子供達の歓声や体操のスピーカー音に驚いて何処かに行ってしまったが、これだけ暑いと地中の蝉も予定外の暑さに湯だってしまっているのだろうか。。。かわいそうに。

浅草のそら

つわものどもが夢の後。。。花火の残りかすは消えてなくなるわけではない。
有は無にならない。何らかの痕跡を残している。今年は上空に風があったせいか何処かに吹き飛ばされたのだろうか。花火のカス。

切っちゃったんだ。。。

これ虫食っているの?

浅草のそら

陽に当たるだけでじりじり皮膚が焦げていくのがわかる。
自然ってこんなに厳しいものだったっけ。。。

浅草のそら

以前は朝一番から陽を浴びていた雷門。今は高い建物に阻まれて陰になる。時間を少し置けば雷門にも日が当たり今日の始まりを感じますね。
観光センターの建替えの時の反対理由が思い出されます。観音様の入口が陰になる。が理由だったけど、夏場でこの様子だから、太陽の低い冬場はどうなるかは想像に難くない。

都鳥と思っていたけど猫のような鳴き声からするとウミネコ?ん~~~~どうなんだろう。とにかく活発。

強い日差しが気持ち良いくらいの朝、スカイツリーあたりを一巡して戻ってくる時ふとふりかると向こうの島あたりや亀戸方面の低地に水を張ったらとか勝手に想像連鎖してしまう。
もう少し上流に行けば昔の船着き場跡になる。頼朝の時代はどうだったのだろう。まして1400年前の浅草浦の時代は・・・と当時の光景が展開されるTONなのであった。。。

浅草のそら

ちゃんと自然は生きている。
何処に生息しているのだろう。この時期になるとちゃんとモンシロチョウもアゲハ蝶もシジミ蝶も鼻に寄ってくる。都会の通りのささやかな花壇なれど、蜜を求めて集まってくれるのだ。
燕はいつの頃からか何処かに行って戻ってこないけどね。