コロナ禍の祭り

お見事!としか言いようのない光景だ。

朝のこの時間は活きのいい担ぎ手の連中で足場もないほど混むはずだったが。。。
三社宮神輿庫の鉄扉も固く閉められている。
雷門前がにわかにギャラリー的に多い。ん?なにかある。。。

当たり!

神様をお遷りいただいたお櫃がわが町内を廻られた。

本来なら神輿にて各町内を渡御されるはずだったわけで、そこが祭りの肝のような雰囲気になって今に伝わっているわけなのだ。

が、人は集まるなというのだから、こうなるのはごく自然のこと。寂しいとも声が出るのは人情として仕方のないことなれど、祭りの芯は宗教儀式として、浅草神社の神様となられている土師中知、檜前兄弟の神霊が浅草の氏子たちのもとへと、お行になられることとが本来の姿なのだから、形はどうあれこれで正解なのだ。

それを商売に託ける性根が間違っているというのだ。ろう。

けど来年は賑やかさが戻って欲しいな。

あなたのなせたことがきっかけで浅草はこんなに栄えていますよと報告できる活気さを見せて返してあげたいと思うのだ。が。

今日から三社祭り

いつもどおり朝ランを終えて神社経由で戻ることにした。

気持ちのよいいい天気。

三社様の神輿蔵が開いて、この期間は三社の神輿をまじまじと拝むことが出来る。 花川戸にいるときは身近すぎてあたりまえになっていたが、雷門に移ってみると、感触が全然異なることに気づいた。同じ浅草なのにね。