浅草のそら
浅草のそら
浅草のそら
浅草のそら 東京マラソンなのだ・・・が。
東京マラソンの当日。
相変わらず街は雑然とした空気が占めている。
以前なら日も明けやらぬ前からガラガラ、カンカンと忙しない音を立てて準備をしていたものだが2008年から16回?も繰り返していると慣れっこになってくるのか朝食をとる時間くらいからが本番になって言うように見受けられる。
外人客が戻ってきて以前の賑わいに戻っている浅草でのマラソンコース取りは遠藤の賑わいが大変な状況になるのではと心配した。
が、ふたを開けてみると意外や意外・・・。
コースが閉まる前に人出の状況を確認がてら一回りしてみたのはいつものこと。
来街の外人客がどう影響するかなと心配をよそに、地元がまず顔を見ない。前なら三重、四重だった人垣がスカスカの一重。コロナの最中ならわかるがなんで?と思うくらい人が少ない。
なぜかなぁ。。。厭きた?
確か運営本体に台東区が関わらなくなったと誰かに聞いた。
だから雷門前の見附けで応援していた地元の子供たちの演奏やかっぽれの有志や諸々の姿ははるか遠くにその場所を変えてしまってコースを走るランナーの足音だけが響くやたら浅草らしくない光景へと変貌した。
今回地元への説明も封書一通の交通規制の書面だけだったっけ。
以前なら、タイアップの商店街連合会から街路灯へのフラッグが掲げられ嫌がおうにも大会気分は盛り上がっていたもの直だが。
ついでに言えば念珠堂の位置する雷門デルタ地帯は、三角形の町内の右も左も全面も、マラソンコースに囲まれてしまい身動きがとれなくなる閉鎖空間となる。
日曜日のかきいれ時にもかかわらず、人の交通を遮断させることに以前の運営側はかなりの神経を使い地元回りをし、暴動が起きないようにしてくれていた。
が、今回はそれが一切ない。
交通規制の一般への情報伝達のみだったわけで、この簡略化はなんだろう。。。
慣れ?十数年の大会実績は自ずと権威と化してしまって反対する方がおかしいって?なってしまったんだろうか。
当初から言い続けているが、全然解決されていないんだよ。このデルタ地帯のコース設定。
今まで火事や窃盗が起きていなかったから去年並みでOKとなっているけれど、もし不測の事態が起きた時緊急車があるから大丈夫?今までが助かっただけと考えるのが防犯災の考えじゃないかな。。。
祭りの楽しさがどこか色あせた気がした本日でした。。。