浅草のそら

おはようございます😃🙃

相変わらず朝ブラはスカイツリー押上ラインです。

高校一年の時に僕の幼馴染で相棒のような横浜の市電が全廃の憂き目にあった。
あるのが当たり前が身近から削られ無くなる空虚さを初めて感じた気がする。
その穴を埋めるかのように学校をサボって都電に会いに来た。

神田神保町から亀戸柳島へ行く24系統。今歩き回っているちょうどそこに当たる。都電の窓から初めて見た雷門もよく覚えている。今、そこに住もうとは、、、実に変な縁だ。

浅草のそら

お世話になった先輩の告別式の手伝いで荒川区町屋の斎場までママチャリで出かけた。
お店をほっぽり出すことはできないので午前中だけ。

自転車で行くと面白い出会いがあちこちでぶつかる。
町屋は都電荒川線の沿線にある。もう虫の息のような短路線しかない都電だが、それなりに楽しい。だって横浜に住んでいた高校時代から重たいカメラバックを担いで電車を追いかけに来ていたのだから。
高校時代にはまだまだ王子電気軌道の匂いがあちこちに色濃く残っていたが残滓を探すのに苦労する。それでも下町情緒のこの界隈は素通りできない。

浅草そら

昔の話。
職場で自転車好きが集まりクラブランの例会。
上野駅から夜行を使って仲間同士の和気藹々の中では誰も眠ることもなかったが、乗り換え駅ホームに停車していた常盤東線の列車に早々に乗り込み、各自ごろ寝。寝たりなさを解消した頃到着した小野小町の故郷のひとつ小野新町から温泉を巡って勿来へ降りる途中、文字通り息を飲んだ。
阿武隈川だったか忘れた、渓谷にたなびく何百という鯉のぼり🎏(昨今は比較的目にし易い光景だが)
広い川幅いっぱいを占領するように風にたなびくでかい鯉のぼりの群。渓谷を渡る川風は鯉たちを勢いよく泳がせる。そんな光景に度肝を抜かれたのは45年も前の話しだったか。。。

45年前の今日、国鉄小野新町の駅に降りたのかぁ。。。