いつの間にか少女はは、TONが昔好きだった揚水の歌。
その話ではなくいつの間にか自分は。。。はなのだ。
自分というのは一番わからない存在。鏡に映る自分はホントの自分ではないし、最近は動画が簡単に使えるからと言っても、一から十まで全て映しきるなんてよほどできることではないだろう。じゃどうしたら自分を知るの?と言えば相対的に観察するしかない。人間つまり「じんかん」で相手に映し出される表情や人間関係の中に自分を映し出すしかない。
昨日はおふくろの13回忌を行なって暫くぶりに姉夫婦とその子供達夫婦その子供たち姉からみれば孫たちが全員勢ぞろいした。
コロナの時代もあって12年前の母の納骨式に勢ぞろいした時以来の顔合わせとなった。
以前は姪や甥たち、その各親がいて小さい子供達がそれぞれいて、出っこみひっこみで、まだまだ大人の責任が大きかった時代の風景。
それがいつのまにか大人の集団に成長していた。
自分の所も入れれば20人近くがみな遠い親戚ではなく母の下何とか育ったたった2人の姉弟から出てきた群れなのだと思うと感慨深かった。
何処の人もそんな風に思うのかもしれないが・・・。
前の晩偶然出てきた親不孝していたころ母からもらった手紙を改めて読み返した。
「無学な親だけど2人にかけた愛情はだれにも負けない」・・・昔思わず落涙した事を覚えている。
そうなんだ。わかってる。そんな思いが姉に伝わり僕に伝わりして今がある。
だから集まった20人の群れは母の思いを継いだ一族となっていくのだろう。