もうすぐ巡礼の季節

巡礼に夏も冬も本来ないのだが、実測として菜の花が咲くというあたりからが巡礼に出かけられる方が目に見えて増える。

納経帳での集印に飽き足らなくなったら、観音軸や遍路軸に移られるようである。

納経帳であろうが朱印軸であろうが変わることはないのだが自分のあしあとをひと目で俯瞰できる朱印軸は別物のような気がする。

写真は西国の観音霊場を表装させていただいた。(右はお四国の軸装)

金襴の仏表装には見違えるように輝きを増す。伝統の技の成せるところだろうか。