賜弘法大師号千百年御詠歌御影

令和の改元にあわせて始まった四国お遍路での御詠歌御影授与。           (令和元年5月1日~令和3年12月31日)

弘法大師という諡(おくりな)が時の天皇より賜ってから今年で千百年という。

記念して、令和三年までの間にお遍路をされ納経をされると授与される。

各札所で授与される御影、その一枚一枚を一つにまとめさせていただいた御影額です。

一枚一枚を裏打ちして連結し額装させていただきました。

2000年のプレミアム年の時には各寺院のご本尊の種字(梵字)の御影がありましたが今回は御詠歌が顕されています。

特に苦心部分は御影の合わせ面には筋が見えてしまいますので、細い金箔をつなぎ目部分に丁寧に押して(貼って)上品さを失わないようにしています。納経帳より掛け軸タイプの納経軸は圧巻ですが、こうした御影額もなかなかだと思いませんか。