ここ最近大切な方を見送ることが多い。
上さんにも守ってくれる人がどんどんいなくなって寂しい。なんてもらしていたせいか・・・

夢を見た。

そこは、大変お世話になった、またなっているお坊さんの息子の身内だけの結婚式。
自坊。信者さんも数人控えていた。

ぼくが参加するいわれはないのだが、なぜかそこに座していた。
巷の結婚式とはずいぶん異なって、宗教らしさをふんだんに香らせる、荘厳な中、もう鬼籍に入られた安寿さんが式の意味あいを僕に語ってくれた。

何故か、重要な気がして書きとめようとした。

でもペンがない。
書き留めなきゃ・・・

記憶するしかない。

よし。ここは目を覚まそう。
目を覚ました。
でも思い出せない。二行だけ書いて後がつづかない。

と思っているうちにこれも夢だったことに気が付きながら目が覚めた。
時々やるのだ、二重睡眠・・・

もう一度紙に書き留めた。今度は現実の世界だった。

「円の具象」(肖像だったかもしれない・・・夢の中では象像だったようにも)
「網の具象」

頭が冴えた頃、読み返してみた。
なんのこっちゃと思いつつも・・・。

「丸い心となれ、広い心となれ、そういう心を弘めよ」とでも解釈すればよいのかなと思いながらいる。