いよいよ明日に差し迫り、
町もざわざわと落ち着きがない。
何がって?
第一回東京マラソンのことだ。
浅草デルタ地帯とか、なんとか言って
マラソン当日は、
ぼくの店の在るブロック一区画(雷門2丁目)が
ぐるりとコースとなるために人の横断が不能になる。
と言うことは、大通りの向う側に渡るためには、
難渋する。
地下鉄や地下駐車場をくぐらないと渡れない。
前代未聞の応援の人垣による孤立化…となる。
けれど、地元はもう腹をくくっている。
ぼくも、地域の祭りはあっても
都民あげての祭り、一大イベントはなかっただけに
とっくに、声援を送る側だ。
それが、ここにきて、
マスコミの連日報道が続いている。
「デルタ地帯はどうなる」
地元は、怒っているかのような
怒っても今更どうもならん・・・
今頃批判的な話題にするのなら、
なんでもっと早くから言わんの?
イワンの馬鹿である。
どうせ、変化しないのだから、
もっと盛り上げようじゃないの。
楽しもうじゃないの。
発起人を褒めてあげられるような
結果を残そうじゃないの。
ぼくは、そう思う。
地元はもうヤレーヤレーなのだから。
新東京タワーが完成すれば、いやでも吾妻橋越えて
墨田区廻りになるさ。
それより明日の天気を心配している。
大丈夫かい。
一人も事故者のないよう、
スカッとした気持ちのよい首都マラソンを
楽しみたいものだ。
自転車レースを次に期待するBooとしては。
効率一辺倒の都市から、文化を優先する機運が
生まれることを期待する。
首都マラソンに市民権を取ってもらいたいと思うのだ。