密教にはなくてはならない五鈷杵。
以前、チベット仏教のMさんに依頼されて、
チベット式念珠を製作した際も、
最終的にこのパーツがなくて、
どこかおかしく仕上がってしまった。
もっとも、そのときは銀製品でとなったのだが。
今回の五鈷杵はどうか。
小さくいながらも、剣先にちゃんと切込みが入り、
比較的よくできている。
念珠に組み込んだらどうなるだるかと、
紺トラメの念珠に足してみた。
でかすぎず、華奢すぎず、考えていたより、おさまりはよい。
勾玉ほど腕にも痛くないし、これなら定番におけるかな。