時とともに

義理の兄が若きころ好きだった曲。
姉も影響されてよく口ずさんでいた。
「春夏秋冬」も良く聞かされた。

心象を素直に現す名曲だと思うが、曲の内容云々ではなく、
がらっぱちな歌い手が好きではなかったことと、

姉が心寄せる者への感情の波の中で、
坊主憎けりゃの論理で一把一からげにアレルギーを起こし、
人も曲も全く寄せ付ける心を失っていた。

この歳になって、気付くと口をついて出る。
どこか詩に共感するようになってきたのだろうか。