SASAKUSAS始動

お店の出来事と言うよりも、地域の出来事になるのですが。

東京藝大と台東区、墨田区のアートコラボレーションがこの浅草ー墨田地区で始まります。

「墨田川Art Bridge2010」
GTS観光アートプロジェクト。

藝大の「G」、台東区の「T」、墨田区の「S」。
略して「GTS」 車の名前みたい・・・

http://gts-sap.jp/
藝大のアーティストたちが教室、研究室を飛び出して、浅草墨田をキャンバスにアートを表現します。

様々なアートプロジェクトが始動します。
期間は、2010年10月20日~11月14日

その中で雷門1丁目、2丁目地区を担当されるのが、日比野克彦氏を中心にした先端芸術表現の研究室が担当するプロジェクトを

「SASAKUSAS」「ササクサス」と呼びます。

先端芸術表現という研究室が
先端と言うだけありまして、ぼくら素人の考えをはるかに越えている。
生きることが全てアートといいたいのかな・・・と印象付けられました。

ゆえに、この雷門1、2丁目つまりササクサスで実施されるアートには、絵画あり(しかしひとくせあり)、パフォーマンスあり、紙芝居あり、宿題君あり、盆栽あり、着ぐるみあり、バルーン体操あり、楽隊あり etc.etc.・・・通常見ることのできない表現方法の多様性を垣間見、楽しむことができそうです。

実に面白そうな都市空間アート実験と僕には位置づけられた次第です。

じつは、この企画が始めからピンと来たわけではありません。

二ヶ月ほど前から芸術に特化した活動をしている現場の学生さんたちとコミュニケーションをとって、「ササクサスとは何か」、「いったい何をしようというのか」、というところからディスカッションしてきていたのでした。

普段、商いに汗を流している商店主たちには、ピュアな芸術家の卵たちのセンスになかなかついていけず、ちんぷんかんぷんという笑うに笑えない・・・

最期には笑っちゃうしかないことに気づいたわけですが・・・

「ま。やってみなきゃわかんべー」

現実路線の中から一歩、踏み出そうと地元も考えに及んだわけなのでした。

いよいよ16人の若き芸術家たちが一同に会して紹介(説明会)を行ないました。
この得もいわれぬ空気が伝わるでしょうか。


(日比野克彦氏の挨拶)

記憶蔵

頭の構造はなんとも不思議なものだ。
どういう構造になっているのか一度開けて見てみたいが、それだけはよしておこう。

何が不思議って、蓄積している記憶は、ちょっとしたことが原因で連鎖反応的に暴走することがある。暴走した行き先には出発点とは全く違う光景に突き当たることもしばしばなのだから。

友人のハイキング紀行に丹沢(入り口)のヤビツ峠の写真を見ていたら、急に思い出してしまった。

あの写真はどこ行ったっけなあ・・・
たった一枚の写真が脳裏に浮かんでしまうが、思い出せない。
思い出せないとついムキになってどうしても見たくなってしまう。
見たってどうって言うことはないとわかっていても。

ようやく画像ファイルの山の中に見つけ出すことができた。

ツーリングの写真。
しかも一人走りの多い僕にしては、クラブメンバーとの一こま。
丹沢湖の計画が持ち上がった頃で、開発の様相は写真のどこにも見当たらない純朴な風景。

すすきがお日様に透かされて黄金に輝いていたのが、印象的だった。

そのほかの光景は何も覚えていないのに、
僕の脳ミソの中には、ススキの穂だけがインデックスされてしまっている。

ヤビツとススキの穂がどうして繋がっていたのかわからないのだが・・・

ちょっと変わりました

念珠堂のある一之宮通りがちょっと変わりました。


(このでかい顔ではありません・・・)


街路灯のフラッグが通りらしい装いになったのです。
な~んだなんて思わないでね。

一所懸命考えたんだから・・・