用事があって厚木からの帰り道、5時過ぎに東名から首都高に入り、眠気が襲ってきつつも踏ん張って運転していると、やたらとハンドルが左右に揺れる。
そのうちコントロールが効かなくなってくるので、前輪のパンク?
ぞっとする。
ちょうど小菅ジャンクションにはいる手前。
もしやと思い周りをよく見てみると、他の車も蛇行している。
「地震だ!」
街路灯なんて頭をこれでもかというほど、左右にブルンブルン振れている。折れるんじゃないかと思うほどかつてみたことがない揺れ方だった。
ラジオをつけてみると、地震速報の真っ最中。震度4だとか・・・
さかんに注意を促している。
そうっと左に車を寄せて徐行。
ここはジャンクション。
つまり湾岸方面と向島方面への分岐点になる。
ぼくは向島方面にカーブするわけで、つまり90度方向が変わる。
すると、どうしたことか街路灯は全く揺れていない。
道路の向かう方向で揺れ方の違うんだなあ・・・と気がついた。
共振する方向があるのだと気がついた。
間もなく地震は止んだようで、ハンドルの触れも止まった。
被害はなくよかった。いい経験だった。
高速道路上でハンドルが急に変に振れを起こし出したら気をつけましょう。
電光掲示には「地震情報」も「徐行して下さい」とも表示は出ませんでした。
自分の体感が頼りですね、こういうときは。
眠かったから速度を落としていたからよかったけど、いつものようにルンルン鼻歌気分でサーキットの狼よろしくカーブに突っ込んでいたら・・・あぁ恐ろしや・・・