恥ずかしながらTONの右手。

仕事柄、親指と人差し指の爪は短くできないのだ。

若い頃は、つまり70年代のフォークブームの時代は、ごたぶんに漏れずギター(今はそう呼ばないけど)に狂っていたものだから、音を気にしていつも爪を変則的な伸ばし方にしていた。
そのうち付け爪(ピック)にその座を譲り、すっきり切り落としてしまうことになるのだが・・・。

念珠創りをし始めてまた伸ばすことになった。

仕事上、この爪がないと、糸がうまくしごけないのだ。

すっきりしたいけど、うっとうしくても切れない。
おまけに体質的に爪が柔らかいから、油断すると縦に割れる。
糸がぐいと爪の中に食い込んでしまう。
厳寒のときのそれは、ひび割れの指に糸が食い込むより痛い。
まあ泣き言は言うまい・・・・

もう姉と喧嘩して、引っ掻く歳でもないのだし、他にはなんの有用もないのだ。

まあ背中をかくくらいには気持ちいい程度だろうか。

でかいなやっぱり

雷門のまん前。
道ひとつはさんだ向こう側にサイケ(古い?)な巨大建物。
寺の惣門前。

100年残るのか・・・・ これ。