心の変化がすぐわかる

念珠の仕立には変わらぬ継続を可能ならしめる心が必要になる。

店で作業をしていると、

「よくまあ細かいことをやっていますね」
と感嘆符付きで聞かれる。

自分でもそう思うのだから、人から見たらなおのこと思うのだろう。

念珠創りには変わらぬ心という不動心が求められると思う。

作業は、ごくごく単調なものである。
糸組みや紐組も結局のところは同じ編みを繰り返すのだが、そこにはそれ、人間のすることことだから、必ず癖がでるし、言い方を変えれば相が出る。

自分のものでも、見返すときあ~ぁ。ということにまま出会う。

人の作業はよく見えるのだけれどね・・・・

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