示現会

昨日から浅草は示現会(じげんえ)です。

示現会ってなあに?と思われる方も、なんで神様のお神輿が仏教寺院の本堂に祀られるの?と思われる方もまだまだ多いと思います。

推古天皇36年3月18日(こんな記録まで残っているのだから日本ってすごいですね)おおよそ1400年前に観音様が江戸浦(隅田川)から二人の漁師によって引揚げられそれを始めて祀った地元の郷士であった「土師中知」の故事にちなんだ行事なのです。


普段となにか違う風景です。わかりますか~~~?

おつむてんてんだったり痛い痛いの飛んでけーとしている屋根付の前香炉がまずありません。それに・・・・あれ?賽銭箱もない。


そうなんですよ。
この階段を1t超の本社神輿の三社を人力で担ぎ上げるために一切の障害物を取り除きました。
だから、この期間だけ本堂がやけにすっきり見えると同時にどことなく物足りない風景になります。


真ん中の鳳凰が一之宮宝珠のぎぼしが上座から二名の漁師だった二之宮、三之宮となります。

土師氏の氏寺だった浅草観音ならではの光景です。
浅草寺の篤信者第一号の土師中知、桧前氏両名が浅草寺に帰るのです。
ある意味感動的です。

明治の神仏分離令が施行されるまでは三社祭り(当時は観音祭)はこうして粛々と行なわれたのです。(神輿の上に乗るなどもってのほか)

TONは三社祭りの躍動感も好きですが、示現会の精神性がさらに好ましく思うのであります。