最近あちこちで看板猫という新ジャンルが流行している。
浅草は招き猫の発祥の伝説のある土地柄のためか、猫を愛する人々が多い。
知人にも野良猫を引き取っては空いている自宅を開放して最多で20匹近くのニャンコの館としていた(土地価格の高い浅草で・・・)人がいる。
毎朝走る隅田川のあたりにも野良猫たちが多く生息しているが、貧相な(顔は別にして)ニャン顔をした奴は一匹たりともお目にかかることはできない。
みんなコロコロしてのさばっている。
近所のギャラリーefという蔵のある芸術集団かと思わされる喫茶店の看板猫が一昨年のクリスマスを過ぎた頃に亡くなった(猫仲間の共通語としては虹の橋を渡ったという)。
飼い主はもちろん悲しんだ。
が、そこは芸術家魂のあるご主人のことで、哀悼の気持ちを一冊の本にまとめた。
昨日、時間の合間に哀悼本というべき銀次郎くんの本を買いにfまで伺った。
なんと新店長がお出迎えしてくれた。
ありがとうにゃ・・・
とでも言いたげな表情だった。と添えておくことにする。
当店にはなぜか看板猫は縁がないようだ。
豚(TON)がマスコットとなっているせいだからなのだろうか・・・
猫も遠慮しているように拝察する。。。