水晶に変わり種の大玉をプラス。
紫水晶に見えますが、チャロライトにカーネリアンとアクアマリン三天入。
こちらはアクアマリン
最後に白檀(老山白檀)
老山白檀の入手が仏像製作に支障をきたしていることを、ずっと以前に書かせていただきましたが、ついに念珠作りの現場にも押し寄せてきました。
白檀といいましてもさまざまな産地があることをご存知でしょうか。
その産地によって香りは微妙に異なるし、原木の価格がひと桁違うことも案外ご存じない方が多いのですよね。
僕らが白檀が高騰して入手困難と言っているのは、印度南部のマイソール州産の白檀のことで、別名老山白檀と言います。
白檀は赤道に沿って産されるので、インドでも他の地域、インドネシアなどの地域、オーストラリア、アフリカとさまざまな産地があります。飛びぬけてマイソール産の香りに高級なさわやかさを持つものとされてきました。「白檀」と表記すれば高いものと認知されているので、白檀表示が一般的なわけですが価格は千差万別だということを知っておかれることが必要ではないかなと最近の業界の傾向を見た時に感じさせられます。
まぁ・・・そんなことは老婆心であったらいいなとも思うTONなのですが・・・