空は空でも花火のそらです。
以前は10時11時まで店を閉めれなかった頃もありました。
下手をすれば日にちが変わってしまう時も。
勇壮な花火がドンドン大きな音を立てているときは、人は空ばかり見ていて店はがらんとしてしまいます。
でも最後の打ち上げが終わる時間が近づくと
上ばかり見ていた人たちが、帰り支度を始め、涼みたい気持ちもあって店に立ち寄るようになります。
おかげで店はごった返していきます。
仏壇に縁のない若い人たちばかりですけどね。
でも・・・いつまでも若いわけじゃァないんです。
いつか僕らの業界のお客様になる。その時のために店を、商品を見せておきたいと思ったの。
だから、一円にもならない時間帯でも店を開けていたのです。
心の耕しは、今日明日に芽を出すわけではありません。
10年20年30年と年を重ねてようやく耕されていく。
そんな店のあり方がうちのお店だと思っていました。
今は定時になればシャッターを閉めます。
この差はなんなのかな・・・って時々自問自答します。
携帯の画像なのでこれが限界・・・