研究

ある大学の先生様からのご依頼によって、こだわり人間の心に火がついてしまった。

まぁそんなにむずかしい注文ではないのだが、念珠製作者としてはちょっとアウトロー的な門外漢的なことに時間を使う羽目になったというか、その世界にはまってしまっている。

肝心要なところを行うためにはそこに至るまでの枝葉のことが案外大事なもので、結果よければ全て良し的にはいかない。

完成に至るまでの道程が絶対に必要なのだ。
というポリシーというか、、、めんどくさいTONの性格なのであるからして仕方ない話なのである。と思ってもらいたい。

まぁやっているうちに楽しくなってきて道を逸れてしまう恐れがあるということの詭弁を弄しているといえるのだが・・・

紐端末の処理に釈迦結びをつけてみたが、左も右も同じ釈迦結び。開くか結ぶかで表情が変わってきてしまう。実に面白い。

今時の念珠の房は、できた完成品の房を接着して端末処理するだけなのだが。
本来はこんな結びの文化を生かさない手はないだろう。と、思う。時間が食うから自ずと費用がアップしてしまうのはやむを得ないけれど・・・

さて、どうしようかなぁ・・・

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