文字通りの台風一過です。
天竺菩提樹の腕輪
お客様から問い合わせがあったので、天竺菩提樹の腕輪になりそうな大玉を探してみた。
もともと大きなみかん玉に近い形状のものなのだが、それをあえて成形して丸玉に仕立てる(ということは小さくなる)わけで、みかん玉の方が巷には多く流通している。
最近は虫の発生しない種子のない玉もあって、管理するには楽だがべらぼうに高くなる。
何故なら、種子がないということは、種子を避けて皮の部分だけの肉厚のところで丸玉を作るからだ。表皮部分から10mm玉を取ろうとすれば最低でも全体が25~30mm以上の実でないと取れないということだろうから、しかもしっかり乾燥させてよく締まった硬い実にしないと。ということは手間も時間もかかってしまう。ということ。高くなるには高くなる理由があるということです。
以前は玉の形状もオーダーを聞いてくれたのだけど、最近は難しい。
俵のようなアールの緩やかな玉と、エッジの効いた少し尖った玉。いろんなところで自由が効かなくなってきたなぁと、ちょっと寂しくもある。
浅草のそら
白檀香合
あるところにはある。ということ。
老山白檀の香合です。
白檀の塊が入荷(輸入)できない昨今、白檀といえばインドマイソール産の白檀つまり老山白檀が当たり前だったこの業界に、インドネシア産、アフリカ産、オーストラリア産、なんていう産地が耳に慣れてくるようになった。
その老山白檀のしかも香合。
あるところにはあるもんだ。。。
浅草のそら 雨で~す(´;ω;`)
こうなりました。真珠のネックレス。
一歩手前がこう・・・でした。
さらに前がこう・・・でした。
さらに、最初はこう・・・でしたね。
こう見ていただけば、突き詰めて考えてみれば玉であれば(玉でなくても)、なんでも念珠らしくなれるということです。
だからこそ長く使えるか、形さえ出来ていればよいのか?と言うことが言えるのです。
今の時代、好き詰めて考えるなんて、流行らな~いなんて言われるかもしれません。
が、TONは、だからこそ、それが大事だと思うのです。
だって、僕らの仕事は、念珠創りなんですから。
浅草のそら
浅草のそら 今日一日の秋空
今日くらいの天気が本来の日本の秋ですよね。。。
浅草のそら また雨が降ってきました。
浅草のそら
明らかにぐずりそうなうろこ雲。