浅草のそら
お客様に教えられるの巻
色合わせって案外難しい。
自分で選ぶと同系色ばかりになってしまう。
ぶっ飛ぶような色の組み合わせってなかなか手が伸びなんだ。
そんな時にお客様が選んでアドバイスなしでそのとおりに作ることにしている。
案外おもしろいものが出来上がる。
だから楽しみながら糸を組む。
浅草のそら
浅草のそら
一言言ってくれれば。。。
今日、お付き合いしている掛軸屋さんが訪ねてくれた。
で、話題になったのが、手塚治虫氏生誕90周年記念の掛け軸ということ。手塚治虫が生きていれば90歳というのもちょっと意外な気持ちだったが(もっと高齢だったと思っていたので)じゃぁ、売れっ子だったときは何歳だったの?と思う気持ち半分。
よく描けていたので、しかも墨でね。しかもしかも立派な表層を施して。
治虫氏の手によるものがあったのかと治虫世代のTONとしては食指が動きそうになった次第。
白道という画家による模写と分かる。へー!とばかりに驚いた。
TONは聞いた。「ブッタはあるの?」
担当者は赤面して「ありません」と言う。。。学(ガク)。
手塚治虫が仏教に傾注していたことは作品の流れを見ていればわかるでしょうに・・・ブッタ。描いてほしいいな。