たぶん中国産のお念珠と思われる。玉の中をテグスで通してひょうたんの親玉を使い、人権糸の切り房で締めくくる。ネックレス用の玉を使用しているので、どうしても玉穴に関しては想像通り。
これからも長く使用していただくための工夫だけは考えなければならない。瓢箪の親ぼさも見ようによっては風合いがあっていい。けれどここはお客様のご要望により、二天玉と同じ紅水晶に交換して正絹房を付けることにした。
なんとかウーリー糸の細い糸が通すことができたので、なんちゃって造りにならなくてよかった。
中国の玉との相性よくバランスも取れたと思う。