浅草のそら
浅草のそら
柘の完全素挽き
柔らかいトーンが魅力です。
今までなかったのが不思議。結局一から全て玉を挽かないといけないのです。
浅草のそら
喪中お見舞い、第一号!
もう・・・
「喪中お見舞い」の季節なの・・・。
早いなぁ。
書きながら季節の移ろいを感じるTONです。
浅草のそら
泣きたくなるよ。
見えないところは手を抜く店(職人?)がまだまだいるのか。。。
決してTONが裁判官なわけではないし、高所からものを言う気はないのだが、情けなくて仕方なくなる。
つないでしまえば穴繰りの状態は見えなくなるから、見えるところの装飾に手を入れていると高額なものとして値付けが可能となるわけで・・・でもね念珠の基本は、というか屋台骨は玉ですよ。玉にどれだけ真心こめて仕上げてくれているかです。その他の事はあとからどうでもなるのですから。玉は一生ものです。
浅草のそら
もうまる七年・・・・
さっきフェースブックをチェックしていたら、過去のお知らせという機能があって、7年前の今日東北に向けて旅たったことがわかった。
7年前。震災の年だ。
震災の計画停電もまだ冷めやらぬ頃だっただろうか。3.11のあとかき集められるだけの生活物資を被災地に送り、商店会で寄付を募りその年に行おうと思っていたイベントの経費を合わせて、大船渡小学校に送った。ほかにできることはないのかと探し回っていた。閑古鳥の鳴く自分の店の状況はこっちに置いて。なんだか走り回っていた。
そんな中、ひょんなことから東京芸大の学生たちが渾身の思いで制作した巨大猫のオブジェ(元はお神輿)を引き継ぐこととなり、商店会で預かることとなった。元は神輿である以上これは浅草神社に一肌脱いでいただこうと、突然のお願いを受け入れてくださり神楽殿横にて鎮座しお祓いをも受けた。
夏の暑い時期にお座りいただいて、会の中で協議しているうちに、商店会で客寄せパンダにするよりもそれ相応の場所があるだろうとなって、ならば被災地の復興に役立たないかとなり、宮城県石巻市の洋上に浮かぶひょっこりひょうたん島のモデルとなった。
田代島、通称ねこ島(人間より多い猫たちの島)が同じ猫同士よいのではという話となった。島の被害状況は伝わってこなかったが、話を聞くと相当な被害が出ていた。
話はとんとんびょうしであれよあれよという間に進んでいき、7年前の今日、北帰行ということになった次第。
とにかく北に向かいたかった。じっとしていられないというのが僕の本音の部分だったと思う。
石巻ー大船渡までの道中は僕の人生観を変えるほどの凄まじさを持って迎えてくれた。
http://www.1miya.com/goemon8.html