百八腕輪のお直し

お帰りーーー。何年前にお嫁に行ったっけ。貫禄が付いて戻ってきました。いい色です。天竺菩提樹で少し不安要素もあったけど、大事に使われているみたいで艶もあり、時代もかかっています。ここまで使いこなされてれば心配はないというもの。

ただ、玉の紛失が。。。三つ足りません。

手持ちを引っ掻き回したけど見つからず、みかん玉って難しいんです。しかたなくお預かりとなったけど、玉さえあれば即お直ししてお持ち帰りいただけたのに。。。残念。

なければ完成品を壊して、そこから3玉抜こうと思ってもう一度探索してみると・・・あれま!ちょうど良い玉が。しかもピッタリ3玉。

早速、バランスの良い場所を選んで入れ込みました。以前は通常の太さのゴム糸でしたが、同じ轍を踏んで欲しくないですからね、今度は太いゴム糸を選ばせてもらいました。これなら大丈夫でしょう。

比較するとこんなに違うんです。蝋琥珀は変化しないから、初めのうちは蝋琥珀が目立ちませんが時代がつくとこの趣がいい。。。やはりこの組み合わせで良かったですね。

末永くご一緒に。