浅草のそら

3.11の震災の時もそうだった。しっかり記憶しておこう。被災地に足を伸ばし支援物資を運んだり義援金を送ったり。被災地も大変だけど、東京も違う意味で大変だった。

そう思っていた。

けれど、今改めて考えるとどこか人ごとだったのかもしれない。

只今、見えざる戦争の真っ最中。火の粉はどっとかぶりっぱなし。売上は10分の一をウロウロしているような毎日。どうしようと店の存続に戦慄を覚えるほどの日々。

全くもって当事者として受け入れざるを得ない。

けれど、けれど・・・

医療の最前線から見れば、やはりあの時と同じ他人事なのかもしれない。

心を合わせて乗り越えるとき。自他を分ける時ではないことを心底認識する時なのだと改めて心に刻む。

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