四万六千日

今日は四万六千日。

あやうく通常の日と勘違いしてしまうところだった。

ほおずき市は昨日、今日の二日間本来なら行われ、下町情緒と活気と人情を感じる町浅草ならではの賑わいに溢れるところだったのだ。が、例のことにより例のごとくの状況であり、椅子に座っていられるご縁日なんてこの商売を始めてこのかた一度もない。初めての経験である。

これもニューライフというやつだろうか。

朝の7時です。
善男信女のお参りが朝から多少なりとも多い。
この時間から・・・
内陣には予約した方だけの入場が認められていた。ソーシャルディスタンス。
携帯にはほおずきの屋台はない。ほおずきのない四万六千日ってどこか風景に違和感が残る。これも長いあいだかかって蓄積されてきた文化だからね。こんなことしていたら年末はどうなるんだろう。