大気が乾燥しているのがよくわかるほどの筒抜けの青空。
浅草のそらがアップされていないね。と、ある筋の方から耳打ちされた。あ！そうか。ここのところ忙しくもないのに心を亡くす。つまり「忙」の時間を貪っていたことに気がついた。これはあかん。ＴＯＮらしくないぞ。と気づかされた次第。
まんぼーが出された。がっくし人が減るかと思ったが、減るには減ったが空気感が以前とはまるで違う。営業している有名店には相変わらず人は行列をつくっているし、地下鉄の出口からは老若男女が吐き出されてくる。お上の言葉に畏れおののいて従うしか術のなかった民から、現実を抑えて賢くそして強くなった民衆に変化したんだよねとついぞ想像してしまった。これからは、正しく細に渡る丁寧な情報の伝達と各自が正しく判断できるための道筋を示すことのみが要求されているのだと思うのだ。が。
