お盆も今日で終わり。でもお盆の意味も案外知らない人は多いもの。
古くお釈迦様と弟子の木蓮さんとの故事から来ているのです。
ウラバーナ(梵語意味:逆さ吊り)→盂蘭盆会→お盆 となるのです。
ここからきているわけで、じゃ、ウラバーナって何さとなる。
お釈迦様に弟子の神通力第一の木蓮さん、自分をこよなく愛してくれた亡くなった母親は、自分は仏弟子となり日々修行に励んでいる。死んでもさぞよい所に行かれているだろうと神通力で彼岸の先を見る。なんと、地獄で逆さ吊りになっているのが見え腰を抜かすわけです。
お釈迦様曰く我が子可愛さ故が度を過ぎれば、我が子可愛さで他を顧みれなくなる。自己中の極みになるわけであるとのおさとし。いやはや愛すると言うことは難しいことだね。
お釈迦様はこの時期、出家者たちの修行が一休みとなる夏安居となるから彼らに飲食をもてなしなさいと諭す。その他者への功徳を逆さ吊りのお母さんに振り向けることを諭される。
故にこの日に供養する訳ですじゃな。ふほふほ。
TONのご先祖さんは逆さ吊りの苦しみから少しは解放されたかしらん。。。