牛島神社界隈

スカイツリーまでの道中は大手資本や自治体の手が入りすっかり変貌した。

東武電車の広大な基地のあったスカイツリーの敷地が今のように開発されようとはだれが想像できただろう。北十間川と隅田川との合流地点の枕橋からスカイツリーまでの電車の高架下はご存知であろうミズマチと名がつけられた商業施設となって枕橋あたりが昭和の頭まで東武の駅だった痕跡すら消えてしまった。
電車や車で通ったりすれば10分も満たない距離なのだけど、てくてく歩いてみると、ホーっと思わせてくれる歴史の痕跡を見せてくれる。

川の反対側(浅草側)に住んでいるとわざわざ牛島神社に詣でることもないのだけれど朝ブラブラの中でお参り方々覗いてみると、震撼とした社域は保たれているのに驚く。
貞観二年(860年)、慈覚大師の御神託により創建。というのだからなかなかの社歴である。
ご祭神は須佐之男命、天之穂日命、貞辰親王命
須佐之男命ばかりが目立つ。

須佐之男の命を祀る神社は牛とのご縁が深い。どこか艶かしい牛様。
狛犬は各神社見比べていくとなかなか面白い。
水戸藩江戸下屋敷跡地の公園。昔の日本庭園風の配置とはガラッと変わった。
おまけ。徳川家康の入府400年祭の記念カラーだったと思うスペーシアのカラーリング。今年も走る。