今日は写経会。
仕事の合間の会なのになんとか15年続いている。
ちょっと前までは会場のセッティングから人集めまで、
何から何まで一人でこなしていたので、
会が終わるとフーラフラになって、
あとは仕事にならなかった。
夏場は特に、体力勝負。
最近は、要領を得て、ほとんどが人任せ。
目立ったことをするわけではないのだが、
20人前後の人がコンスタントに集まる。
写経会と言っても、
般若心経1巻をただただ書き写すだけの作業。
なのに、何故か飽きない。
いつもなにか、新しい発見をするのだ。
書道家の写経のように紺や朱紙に金泥で書くことも、
扇紙に書いたりと嗜好を凝らすこともなく、
ただ単純に四角い白紙に墨で写すだけ。
なのに、続く。飽きもせずに。
でもね、
暫く続けた会員の方に、「ここに来て写経をすることで人生変わったのよ」「家族に感謝できるようになった」「人生楽しくなったよ」
などと、ふっともらされることがある。
続けてきた甲斐が、多少はあったかなと思わされるのだ。
いつまで続けられるかわからないけど、
こんな声に押されて今日も体力勝負となる。