「夏の終り」となると、自転車に乗りたくてうずうずしてくる。
ただ、乗っていなかったブランクは、
みごとに体に反映し、
胴は太り、足は細り
「走ると足が見えなくなるよ」
「漫画のように足が円に見える」と言われたことは、
すっかり昔話になってしまってはいる。
ぼくが自転車に乗るというのは、
ままチャリで近所をぐるりというのではないのだ。
自転車を担いで山を登るか、
八ヶ岳を遠望できる林道を廻るか…
(ああーいいなあ)
とにかく、やや高地のでこぼこ道をツーリングしたくなる。
この季節、高地では陽射しは強くとも、
風は爽やかになる。心地よい風景と風に出会える。
そう思い出しながら、書きつらねてみたはよいけれど…
想いの中では軽快に走れていても…
実際は、きびしいだろうなあ。
このお腹と足じゃあ…
とおもいつつも、また、奮い立つのだ。
80歳超えても走っていたいから。