木の素材も実に実に奥が深い。
最近手に入れたパープルハートという中南米産の木玉。
染めたわけではなく、元々がうす紫に染まっている。
店の子が、「むらさきいも」みたいとのたまわっていたが、言われるまでもなく自分もそう思っていた。
尺玉くらいに小さくしてもいいのかなとも感じる。
房はあやめ色がバッチリだけど、古代紫とあわせても厳かになりそう。
枕木の材料にもなるというほど硬い木は過去に月桂樹の角材を見つけ玉にしたことがある。
これもなかなかよかった。
素材を探してきてたまに加工するのも石だとちょっと大変だけど、木質だと手に入りやすいし、芯材と周辺材で違うし、あれこれ手を変え品を変えしてみる楽しみがあるのだな。