浅草の今日の空

久しぶりの…

そら

11月3日時代祭りの赤い旗がたなびいて
気持ちよい。

昨日の風で何本か折れていたのは驚き。

未確認物体はコレだった!

判った!

判りましたよ。
このキノコ。

これだったのですね。

芸大大学院生による都市空間アート(アートランドコミュニケーション)と言うことでした。

暗闇の中に…

川面の光みたいにキラキラしていた。

すべて隅田川に浮いていたゴミなのだそうだ。

こういうものも、見方によれば芸術になるのだねえ。

視点の捉えかたでいかようにも変化することを
気づかされた次第。

未確認物体

小雨の中、墨田公園を久しぶりに通ると

ん・ん・ん・ん
?・?・?・?・?・・・

知らぬ間にインディアン・・・?
これはいったい・・・?

いったい・・・

咲き乱れているよ・・・

キノコのような・・・
ぶよぶよしている・・・

なんじゃこれは・・・

だれかおせーて。

出開帳

浅草寺五重塔院で秩父観音霊場の出開帳が行われている。
数日前にお客様から教えられ、灯台下暗しと早速走って出かけた。

相変わらず人ごみの境内を横目に、五重塔院へ。

外人客も多い。寺族も多い。巡礼者らしき人も多い。
こちらも人人人。

ちょっと一息。

秩父から地元の無形文化財も。

つい納経帳と経を買ってしまった。
売るほどあるのにね。

年輪

お客様も20年お付き合いさせてもらうと
何を考えているか、話さずともわかる。

下手をすると肉親より長くお付き合いさせていただいている。
韓国俳優のヨン様がよく自分のファンをファミリーと口にするけれど
よくわかる。

僕にとっても、念珠堂に訪れてくれるゲストを
心の中ではいつもそう思うもの。
年上なら、お姉さんお兄さん、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん
年下なら、弟、妹・・・
接している自分の心持ちにその心に染まってさえいられれば、
いくらで売ろう儲かろうなどとは、決して思えない。

「どう良くしてあげれるだろう」
「どう喜んでもらえるだろう」
「どう解決してあげれるだろう」
そんな気持ちしか湧いてこない。

逆にそんな気持ちが湧いてこないときは、自分がいけない。
まったくやりきれなくなる。

仕切りなおさないと、店を開けていても意味がない。
怠惰な仕事として店に立ちたくない。
黙っていても過ぎ去る時間をむさぼるような生き方だけはしたくない。

いつもながら、そんな思いにさせられる。

そして時々年輪を刻んだねと驚きを隠さないで励ましあえる。
そんなお互い様を言い合いたい。

ごくあたりまえのことをごく当たり前に行なえる
そんな店でありたい。

店(ここ)をかわいがっていただいて
ファンになってくださった全てのお客様に
ファミリーでありたいな。

と、つくづく思う。