いろんな人が通る

どこからともなく調子の良いメロディーが・・・・

シンバルのような金属的なのと太鼓のようなものと打楽器のいい調子。
徐々に近づいて来るのがわかる。
思わず店頭に顔を出してみると四・五人の痩せぎすなオリエンタル調の衣服をまとった何人と一見してはわからない方々が楽器を演奏しながら近づいて来る。

通りすがりの通行人には何かを手渡しながら歩いてくる。
布教しているなと見た。

店の子にもらってみてとチラシのようなカードのような紙切れを受け取ってもらった。

見てもなんだかよくわからない。
ネットで調べてみた。

ヒンズー教らしいことだけは理解できた。
日本人らしき顔もフランス人らしき顔も含まれていて、国際色豊かに見えた。

浅草って昔から、宗教の坩堝のようなところなのだが、改めて感じいった。

神社仏閣の数は限りがないし、新宗教である救世教の祖師の生まれたところでもあり、蟻の街のマリアに代表されるキリスト教の布教の地でもあるし、そういう救われなければならない魂の多い土地とでも考えたらよのだろうか。

お盆提灯を出しました

もう6月!
今年も半分過ぎます。

速い・・・・・

東京は7月盆ですから、今日から盆提灯のディスプレーになりました。

「先祖供養」という概念は厳密には仏教がもつ考え方ではないと言われますが、古来よりの日本人としての血には、先祖を念い祭る文化があります。とても大事な文化だと思わずにはいられません。
どれほど努力してもこの風習の灯火を守っていかなくては、と思うのはTONばかりではないでしょう。

以前は、この倍の数の提灯に囲まれました。

本当は場所があれば、もっと出したいのですが・・・

こんなかわいい行灯もちょうちんのうち。

ちょっとちょっとちょっと・・・・・・

浄土宗のお念珠のお直しを承る。
宗派念珠なので、日本国内での調整だろうと思い、浅草寺にお参りに行かれる間に簡単に直せると踏んだ。

いざ取り組んでみると・・・

ん?

ご存知とは思うけれど浄土宗の念珠は輪っかが二つつながっているようなスタイルを取る。
一方には40玉。一方には27玉+小さい間玉の構成になる。

普通ならば、女性用の片手に使用する中糸が十分余裕で通る。
いや通らなければいけないのだ。
が、通らない。それでもきつめながら通し終えた。
うちで使用する最細の糸が一本通っていた。

さて、27玉の方に取り掛かる。仕方ない一番細い糸を使用してみる。
あれ?
切ってみると、元々通っていた中糸が更に細い。

えーー左右で糸が違うの???

そうなんです。こんなことあるの。
間玉に使う5mm玉には1mm弱の穴しか開いていないことがわかった。
ネックレス用の玉。

う~~~ん。唸ってしまう。

日本人の職人にしてこんな創りをするか・・・
しかも有名デパートで買われたと聞く。

作業していてなんだか情けなくなる。
念珠の玉は、宝飾用の倍手がかかるのだ。何度も穴を開けなおす。時間がかかる。手が込んだぶんどうしても価格は高くなる。けれどそうしなければ永く使っていただくお客様の期待に応えられなくなる。だから見えない部分に手間がかかるのだ。