お礼参り

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この日記を書いてからもう5年を越えている。

時の経つのは実に速いものだと改めて驚いている。

5年前の6月頃に引き受けた仕事は、観音菩薩の製作だった。

その観音菩薩のモチーフとなったのが、施主さんの実のお母さんをモデルの仕事だった。

ほぼ同年代の施主さんのお母さんであった。
昭和30年代前半当時の標準的な普段着であり、代表的な姿、割烹着(かっぽうぎ)を着て、おんぶ紐で子供を背負う「日本のお母さん」なのだった。

「このように彫ってください」と依頼され渡された写真を見るなに熱いものが止め処もなくこぼれた。
気づかれてはならじと苦慮した。
昨日のことのように思い出す。

そのお客様の再度のご依頼で、千手観音をご依頼いただいた。

今回も独特の仕様で彫ることはもちろんのことだった。
施主さん、つい最近大きな病気をしたのだという。
しかし、すれすれのところで死線を免れた。

俗に言えばあまりにもついていた。
しかし彼はそう考えなかった。
観音様の手が彼の手をひいてくれたのだろうと考えた。

そのお礼参りとして、お姿を彫刻するということ。

すこしでもそのお手伝いできることがとても嬉しい。

四国別格の念珠特注

四国巡礼の別格20番札所で配布される玉を集めてのお念珠仕立。

結願すると親玉に同梱されている紐で縛るだけの念珠ではあまりも情けない。
ということでこうして仕立に出される方々も結構多いのです。

この念珠はさらに房も全て特注でした。

紫紺に金ラメを配置する正絹房。
さすがにTONはここまで自作しませんが・・・
(いや・・・やれと言うならやりますよ(^^;;)


こんな感じになりました。

お釈迦様

釈迦如来のご仏身。

この大きさで水晶眼を入れているのだから驚きだ。
控えめの金泥もTONちゃん好み。

厳密に言うと、如来の顔ではないのですが・・・それは今風に考えるべきであって、仏像を拝む対象は「今生きている我々」なのです。今必要なのです。

威厳よりも癒しが、今を共生きする立場での菩薩が求められているように思うTONなのでありました。
賛否両論いろいろありましょうが・・・

浅草のそら


雪の雷門です。


雪国のようですね。

カラッと青空。

でも・・・暖かくありませんね。
雪が全然融けません。

強いみかた

法律が改正されてライターの扱いに苦慮している。

なんといってもライターの着火に恐ろしいほどの力が必要となった。

販売する側も恐縮のし通しなのだ。

お年寄りの方にはどうやっても着火できない代物を店頭に並べるわけにいかない。

100円ライターは、店頭から消えた。

そこでマッチの復権となってきたようである。

家の中ならマッチで充分ライターの代替になる(ちょっとおかしな話だけれど・・・)。

風の吹くお墓参りでお線香に火を付けやすいように工夫されて一時は飛ぶように売れていた風防ライターも、風前の灯となっている。

そこで、墓前で使ってもらえればと探したのが、このライター。

普通のライターの火ではこのとおり。

火力が弱くて炭を起こすのに時間のかかること。

で、このミニバーナーです。

1200℃の火力であっという間に炭もおきます。

ガスの充填式なので、スイッチは楽に押せます。