TONは、昆虫図鑑の大好きな少年だった。
あせもの攻勢に辟易しながらも、昆虫の溢れ帰る夏は大好きだった。

いつ頃からだろうか・・・
タガメやゲンゴロウに出会う機会もなくなったが、身近なものでしいて言えばクワガタやカブトムシさえも、今はゴキブリと同類項に見える。

好きと言う範疇から除外された。
今はあのかわいいカナブンさえあえて手を伸ばしたい衝動はどこかに消えた。

そうした思いに反比例するように、草木に愛でる気持ちが強くなった。

歳を重ねるたびにその度合いは強くなる。
これはどうしたことだろうか。

毎月の写経会に会員さんが用意する仏前の供花は、その後は僕の管理するところとなる。
洋花と和花が取り混ぜになって花立に収まり本尊前を荘厳してくれる。
花たちは日ごと枯れていく。
命あるものである以上仕方のないことなのだが、仲間が減っていくようで寂しいものだ。

まず洋花が消える根から切り離された洋花は朽ちるのが早い。水中にあってもドライフラワーになるのもいる。

が、和花は強い。

菊。

特に真夏、35℃を超える猛暑日の続く夏。
これほど厳しい環境にさえ。

水が腐ろうが、大輪を咲かせてなを頑張っている。
感動する。

つまらないほど小さなことなのだが、日々の中で感動を覚えるTONのだ。

いいわけ

ブログに精を出しすぎじゃないですか?
HP(ショップ)本体は止まっちゃいましたね。
と、時々言われる。しかられもする。

親しい友人からも、ネットショップの友人からも、そしてお客様からも・・・

考えると、おっしゃる通りなのだ。
以前は、と言っても10ヶ月ほど前までは、2時間睡眠と言っても差し支えないほどに寝ずの番でネットショップと格闘していたのだから。

お陰様で、そこそこの売り上げはついてきたし、お得意様も格段に増えた。
ため口を善しと言えるかは別として、冗談を言い合えるお客様以上のお付き合いができるお客様も増えた。

お客様とメールのやり取りをすると時間の過ぎるのもつい構わなくなってしまった。

深刻なご相談も承ることも少なくない。
こんな立ち入ったことに答える資格が自分にあるのかしらと思うこともしばしば遭遇した。
ネットならではの空回りもたびたび。

そんなこんなを取り混ぜても、やはりネットの出会いは深く、そして楽しい。
いつまで続けられるか解らないけど、感激のある出会いをしたいと思うのだ。

物とお金が動くだけのショップは僕には続かないし、それは他の人にまかせたい。

96年に「香りドットコム」というHPを立ち上げるべく、勉強を兼ねて高いサーバー代を出し、ドメイン料を払いスタートを切った。

こちらの勉強不足もあったけれど、サポートのないまま何だかうやむやの内に、しぼんでしまってネットの世界から遠ざかった。

2000年7月、思うところあって再チャレンジすることにした。
とにかく文字通り寝る間を惜しんで勉強した。
同時に以前の失敗は、人任せによる失敗だったことに痛烈に反省した。
だから手の届く範囲でしかやらないことにした。

ごめんなさい。
遅々として思い以上に進まない商品のリリース。
ぼく一人で運営しているからと言いたいけれどちょっと言い訳かな・・・

それだけ思い入れのある商品のみにしようという気がますます強くなってきた。

さて、こうしてまたブログに偏ったぼくのショップの一日が暮れる。

明日はどんなお客様に逢えるかな・・・

楽しみ楽しみ・・・

ムーンストーン

ムーンストーンの中でもロイヤルムーンストーンです。
さらに手に入りづらい平玉を使用しました。