見たぞぉ その3
見たぞぉ その2
見たぞぉ その1
テスト
袖印金
袖印金です。
おしゃれな紐仕立、三色です。
鳴り物にかかせない余韻を持たせるために錫を含有させると
地金が硬くなります。
その地金(沙張り)を使用しているので音は抜群です。
ちなみに、置くときに楽な手持ち印金です。
両手を合わせる時にも楽です。
表装
先日お預かりした観音の写仏の軸装が完成しました。
青系統の緞子仕立て。
思ったより落ち着いて見えます。
金襴表装もいいけれど、
緞子も多色あって面白い仕上がりが期待できます。
元絵はこちら。
表装をすると全く別物に見えます。
お墓用のローソク
お墓用のローソクは、以前も(まだあるかもしれないが)取扱いはあった。
けれど、長くはつづかなかった。
何故か。燃えすぎたのだ。風で消えてもまた時を置いてついてしまうのだ。
これが長所であり短所だった。
こんどは、そんな特殊な原料を使うわけではない。
とにかくぼうぼう燃えるというので実験をしてみた。
燃えはじめは普通のローソクの顔。
ほんの10秒ほどで正体を現した。
ぼー!
部屋の中で燃やしたものだから、慌てる。
フ~~~!
消えまへん。
納品
お付き合いさせていただいているY氏宅に曼荼羅の納品に出かける。
両界曼荼羅を額装にさせてもらった。
床の間に収めるために床の間の寸法を測っていただき、
収まるようにサイズを調整した。
絵そのものがそもそも大きいから、額に入れないと横並びは難しい。
わかってはいたけれど、職人はだいぶ苦労をしたみたい。
近寄ってみると、裏打ちの段階で工夫の跡が見られる。
横幅1700㎜を越えるので額そのものも強固に作る必要がある。
が、かといってスペースは取れないから大きくはできない。
ゆがみの出ないぎりぎりの寸法を割り出したのだろう。
春慶塗の額の見栄えはダレもなくよかった。
さて、床の間に入れ込もうとすると・・・
ドキ!
入らない・・・ょ。
左右の寸法が明らかに額のほうが大きくて引っ掛かる。
押そうが引こうがびくともしない。
日本家屋ってけっこう遊びがあるのだ。
以前も仏壇のサイズでひやひやしたことがあった(ちゃんと収まったが)
同じ事が起きたのだ。
じゃあとばかりに
額を持ち上げてみた。
スルッと入って壁にぴったり装着した。
お~~~~!Y氏も同時に感嘆符が漏れた。
という訳で無事終了。
冷や汗も一杯かいたのでした。
理趣文小型
小さいながらも3枚合わせで
転読にも耐えられる。
左隅の経典が本来の大きさ。