弘法大師の請来型

高野山の開創1200年の行事が関西ではさかんに宣伝されているようで、西から熱い情報がひたひたと伝わる。

今日も「中国からのお客様が、念珠が切れてしまって困っていますので」と日本橋のデパートから電話が入って至急お直しをさせてもらった。
電話で念珠堂はどこですかと携帯で聞き聞きたどり着かれた。

伺ってみると「明日高野山の行事に参加したいのだけど日本に来てから切れてしまった」

ちょっと待っていただいて、急ぎ修理させていただくことにした。

中国の念珠なので仕立ては禅宗の仕立て。とはいえ赤珊瑚のでっかい玉に針の先のような穴。どうやら持ってみえた方の上司(社長か)の念珠のようで、何が何でも直して欲しい。と・・・焦りに焦っておられる。

「中国に帰られたら玉穴を空け直して太い糸が通るようにしてくださいね」と条件をつけて応急修理をさせて頂く。

それにしても・・・VIPのようだったなぁ。まあいいけど・・・

大門も再興され1200年行事には世界から篤信者が集まるのだろう。

そこで・・・
弘法大師が入唐し持ち帰られた念珠つまり請来された形の念珠を模したものを制作。

露の処理が違うのですよね。。。

後で調べてみると8日には台湾開教区法会というのがありました。そちらに参加する方だったのかな・・・

白檀のしおり

だんだんと貴重品となってしまった老山白檀。

その老山白檀で制作した栞です。

ほんのり香る涼しげな甘さは老山ならではの香りです。

読書好きな方にはおすすめです。。。

ブータン

ブータン

私ことTONの別名を行っているわけではありません。

国民総幸福度を国の基本においているブータンのことです。

そのブータンの生地を利用した念珠袋を新しいサイズで制作しました。

長い念珠を気軽に収められる念珠袋はないものかと探しましたがこれというものに行きあたらなかったので、作っちゃいました。

ブータンの機織り技術はどこか日本人の資質に近いものがあるのでしょうか。

自分でも二年以上使っていますがしなやかなのに丈夫なのは、織りがしっかりしている証拠。

得も言われぬ色使いはとても惹かれるものがあります。

こうやってポンと入れてすっと内ポケットにね。

シルクロード

お線香のニューバージョンです。

「絹の道」
香りに独特の嗜好が凝らされています。

白檀の葉を食べさせて育つ、ムガ蚕のイメージで作られています。

ローソクは、お線香と同サイズの外箱なので、「お線香+ローソク」のセットで、ご進物用としても気の利いていて喜ばれるのではないでしょうか。

やーーーーっと出たよ。

くまモンのキャンドル。メーカーの営業さん顔を合わせる事にお願いしていたのだけど、その言葉を汲んで作ってくれたわけではないのだろうけど、ようやく出てきました。

頭に火が灯るローソクは良くて、頭を叩くからと断られた木魚の企画。

木魚はなんでダメだったのだ。。。ろうか。

沈香の根付

タニ沈香のストラップです。

あるところにはあるもので、大きいチップの自然木の状態。
香りはよく出しています。

本当はもう一手区ほうが欲しいのだけど、よしとしました。。。

落ちないお線香

灰が白いお線香、灰がすぐ落ちるお線香、灰が出ないお線香などなどと香り中心のお線香が、灰に着目して数年経ちますが、いよいよ灰が落ちないお線香をリリースしましたよ。

で、例によって、新しもの好きなTON店長は、商品見本をもらって試してみました。

どれ。
シュポ(ライターの着火音)


火を点けると・・・

直ぐに曲がり始めます。

くるん。

くるくるりん。

さらにくるくるくるりん。

近寄ってみると・・・
くるくるとよく回っていますね。

そして・・・しゅーーん・・・・

なくなりました。

お不動さんの香炉

TON:丸型香炉などに筆で描くだけのお地蔵さまや、お不動さまの香炉は以前からありましたが、シルエットからそのお姿になっているものは、とても数が少なかったのでした。

が、、、、つい最近、こんな香炉が出来上がったんですよ。

TON:一見するとお不動さま。・・・・の置物。
けど・・・・

TON:お不動さまちょっと、見せてくれますか。

不:大義じゃのぅ

どっこらしょっと・・・

TON:背中に香の出口が空いてます。
ちょっと後ろをお願いします。

不:今度はうしろかい・・・・

手作業なのでわずかしか入りませんでした。

不:な、な、なんじゃトーーー!!!!バッカモーーーーン!!!!