新作そろい踏み

念珠堂の店頭のステージには、

相田みつをの香セットが、そろい踏みとなりました。

上から
「いのちいっぱい自分の花を」
ジューシーフルーツの香り

下段左から
あなたのこころがきれいだからなんでもきれいに見えるんだなあ
ラベンダーの香り

真ん中
うつくしいものを美しいと思えるあなたのこころがうつくしい
フルーティーフローラル

右側
つまづいたっていいじゃないかにんげんだもの」
フローラルブーケの香り

まだギフト用のみの販売ですが、
様子を見て、それぞれの販売も考えています。

相田みつをの詩で商人の道に原を決めたBoo店長としましては、
ちょっと思い入れのある一品です。

お店に来られたらぜひ見てくださいね。
といっても、いやでも目に入りますよね。
これじゃあ・・・

麦の穂

先日いただいた麦の穂が、
こんなに綺麗な色になりました。

植物は刈り取られても、美を伝え、
人を感動させるんだなあ・・・

すごいなあ・・・

お客様の縁

今、気になるお客様。
あの人と、あの人と、あの人・・・
体を壊していらっしゃれない方、忙しくて、こちらの不手際で・・・

毎日の業務をこなしている最中、接客をしている最中、
ふっと頭をかすめる。

お客様のリストがあって、この人と、この人とというように、
名簿から拾うのではない。

勝手に脳裏に浮んでくる。

そういう思いに囚われると、十中八九、日を待たないで
お客様の側から連絡をいただける。

「仏壇を納品する日は、絶対、雨にはたたられない」
もう一つのジンクス。

この二つがぼくにとっての、二大ジンクスなのである。
はずれたことは、まだない。

今日は、雷が激しく驚かされた。
ゴロゴロゴロ
ピカッ、ゴロッ。
同時にポンと、目黒のYさんのことが気になり始めた。
どうということではないのだけれど、
脈絡もなく「ピカッ」=「ふっ」と出ちゃうのだ。

気になると、頭から離れない。

そうこうしているうちに、電話が入る。
当のYさんだ。

ちょっと元気がないのが、電話口から伝わってくる。
新商品はないか?を潮に、あれこれ近況を聞かせていただく。
こちらも、状況を説明させてもらう。
そんなやり取りで、楽しくなる。

盛り上がって話は終わるのだが、
他愛のない話で申し訳なかったと思うこともある。

けれど、話ができたことが、ただ嬉しい。

商品が売れる嬉しさよりも、
こうした時間を共有することが、楽しくてしかたないのだ。

本当に商売をしているのだろうか、
ときどき?に陥ることもなくもない。

けれど、これが、ぼくのスタイルだし、今まで続けてきちゃったのだ。
いまさら、変えられないや。

というのが、本音。

こんな変な奴だけれど、
続けて、お付き合いしていただけると嬉しいな。

潤う

mixi仲間のところから、
しばらくぶりにコーヒー豆をいただいた。
(仙台のコーヒー屋さんなのだhttp://www.nelsoncoffee.com/

自分も香りの商売をしているせいか、
お香に限らず、香りのものには、いささかうるさいおやじなのだ。

習慣性が身についてしまっているというのか、
いつもある香りがないと「情」まで欠乏してくる。

コーヒーの荷物が届くと、小包が店に入った瞬間から、
ピンと来る。

香りの自己主張が箱におさまりきれないのだ。

「コーヒーは生もの」ということは、
ここで教えてもらった。活きの良い香りは、
こちらの気まで上昇させてくれるようだ。

急にウキウキモードのスイッチが入るのだから。
暫くは、潤いそう。

香りの力をまた新たにさせられた。

Booにお供え…?

都合で今日にずれこんだ写経会。
ほとんど僕はタッチしなくても滞りなく会は行なわれる。

会社の運営ではないのだから、
NPOにしたほうがよいと思うのだが
なかなか踏み切れないでいる。

まあとにかく、終ったあとの余韻は格別のものがある。

ほとんど席にいないBooのために
饅頭が2個ちょこんと残されていた。

はるばると

和光市からお客様をお向かえした。
ネットを見てくださって、ご夫婦でご来店くださった。
ネットの購入には慣れた方のようだった。
若いご夫婦なのに、すごくしっかりした供養心、姿勢をもたれていて
驚いた。

そんな方に
「作ってくれる人を見たかったの」とおっしゃっていただいた。
「書き込みは、全部読ませていただきました」

んん~。恥ずかしい…
駄文ばかりが目立つのに、「申し訳ないです」正直な気持ち。

それでも何か感じ取ってくださったと思うと、嬉しい。
小一時間お話しをさせていただいて、ヒントをひとつ置いていってくださった。
うちの扱い商材は、ネットで販売してよいものだろうかと実は考え始めていたのだ。
多くのショップが、雨後のたけのこのように(屋号まで似たところも出てきた)、現れてきた。それはそれで喜ぶべきことなのだと思う。
けれど、商材に対して、商売の方法に対して、etcと、いろいろな声が聞こえてくる。
自分なりにも少なからず考えさせられたりもしている。

子供のとき、通販でコインを時々買っていた。
夢を描き、比較し、なけなしのお小遣いをはたいて。
しかしそのたびに、通販会社の姿勢や、送られてきた商品に夢をみごとにかき消されてきた。
それは、通販をさせてもらう側となったとき、自分の反面教師となった。

ましてや僕の扱い商材は、お守りとして持っていただくもの。
いつも、どう表現したら、この祈りの道具をお伝えできるだろうか…
必要以上に考えている。

お金を仲介にするということは、形の上では商行為なのだ。

仕事を始めた頃(だいぶ昔の話だが)は、これがいつもネックだった。
職人のままでいたい。幸せだけ願うことが出来ないのか…
けれど、お金の話を出すと、急に自分の心がさめてしまっていた。
だから、いつも揺れていた。

「目標は持つけど、結果は考えない」ことにした。

そこから、商いとしての取り組みが変化したように思う。

20年も前の話だ。

ここしばらく、ホームページの更新速度が鈍っている。
以前は、トップページは毎日どこかしらいじっていたし
買い物ページもどんどん商品をアップしていた。
現実、浅草のリアルの店舗では、新入荷の商品が、
本当は、目白押しなのだが、ネットには反映されていない。

ブログやSNS(mixi)への集中度は、生半可ではない。
家族はあきれ返っているし、
ネットショップの友人からは、心配されてしまっている。
ブログは、同時に複数書いている。
しかも毎日。

商売人が商売をほおっておいているように映るのだろうと思う。
しかし、
羅針盤が狂っているわけではない。
自分なりに考えあってのこと。

ただ、うまく言えないのだ。
途中結果では、何もこたえられない。
いつもそうなのだ。
直感でこれ!と思うと即、動いてしまう。
動くと継続する。
石橋はさんざん叩きもするけれど、
直感で動くほうがはずさない。そして、

すぐにはやめないから困るときもある。
けれど、はずしたことは、今までひとつも無い。

さてさて、いつ、どういう結果になるのだろう。

切れない

いつも出す梱包荷物。

箱の大きさによって、テープの切る位置がちがう。
模様のないガムテープなら角でピッと切るんだけど…

切れないよ。

これじゃ。

他愛ないことなのだけれど。

意外とこだわるBoo店長です。

風のお土産

ひさしぶりにS女史が訪ねてくださった。
正直な方で、何かで驚かそうとしているときは、
目が踊っている。

今日は…というと、案の定、
出てましたよ。

ありありと。

大きな包みを開いて、

「はい」
と、渡された。

何やら、ほおづきを小さくしたような…
「何だろう」わからない。

鼻をぴくぴく、答えを漏らしそうになっている。
ん~~~。
菩提樹の実?

気の実ということはわかるのだけれど
何やら、

わからない。

半透明のものもあるかと思えば、
どう見ても金剛菩提樹にしか見えないものもある。

「降参です(内心)」

「深大寺のムクロジです」

ああ~~。
まぎれもない。

黒い玉を見て、ようやく合点がいった

風が来るのを待って、
これだけの実が落ちてくるのを拾ってきて下さったのだ。
泣けてくる思いだ。

もしかしたら…
この人は…

トトロの回し者なのかもしれない…

トトロの子分は、うさぎも伴っていた。

なあんちゃって。