

といっても、やっぱり空写してんじゃ・・・・
浅草歳時記。TONちゃん的目線で見た歳時記


といっても、やっぱり空写してんじゃ・・・・
朝の寒かったこと~~~
早朝トイレに起きたのだすが、普段は4時でも5時でももう起きて走る準備に取り掛かるのです・・・が、今朝は「今日はパス。もういい寝ていよう」と、も一度布団にもぐりこむ始末でした。
けれど7時になると、体が疼いてきて勝手に外に飛び出してしまいました・・・
さすがに短パンは避けました。
子供が履かなくなったトレパンを引っ張り出し、恐る恐るはいてみたのでした(二年前はきつくてはけなかった悪夢のトレパン)
いつもの隅田川沿いは、寒いというより氷をぶっかけられながらで痛いという感触でした。
おまけに今日は北風まで強くて、川面を渡る風はもろに冷気を含んでくるし。
体感温度はさらに2~3度低かったのじゃないのかな。
しかしたかだかマイナス数度の中でこんな思いが湧くとは・・・
北国のランナーはすごいや・・・
改めて敬意を評するTONでありました。
花火のね。
花火当日、人は通りの真ん中を歩きます。
河に落っこちないための柵。
待乳山聖天・・・要するに地元語で「まっちやましょうてんさん」

隅田川沿いは今、梅が見ごろ。
桜の名所というイメージが強いけれど、梅を観るお客さんも結構多い。

江戸時代までは、桜が花見のメインではなく、花見と言えば梅見だった。
その気持ちもよく解る。
肌寒いのは玉にきずだけれども、これもまたおつなものかも知れない。

右端のしだれ桜のような木も梅の一種。
呉服(くれは)というのだそうです。


「あったかいね」
「よかったわね」
心なしか会話が聞こえてくる。
何十万という母子が冷たい中国の荒野で彷徨したのだもの・・・


雷門をくぐらずに仲見世の背中越しに見る本堂の風景は
僕の好きな角度なのだ。
一番良い時間は、やはり早朝。
朝日にきらめく甍と参道がよいコントラストを醸し出している。
子供の俳句の授賞式があって二天門近くの産業センターへ。
ここから見る浅草寺が山内が一望できてすばらしい。
浅草ビューホテルでは遠すぎるし、
花やしきの観覧車からでは目が回ってしまう。

ちょっとパーキングタワーが邪魔だけど。
境内の整備が進んでいるせいか、以前よりはるかに信仰の雰囲気が香る雰囲気に見える。
TONちゃん初めて人力車に乗る。
浅草にはうようよと言うほど人力車が走っている。
当たり前にあると、かえって使わないもので(東京っ子が東京タワーに行かないようなもの)。
仕事相手の配慮で夜の集会場所が難しいからと車を迎えに来させてくれた。
「お迎えにあがりました」
と来られると、不思議な気持ちになる。
いつも見る光景なのに非日常に塗り替わるからこれはおもしろい心境変化だと思った。

以前は浅草で時代屋の俥夫を5年積んだ後、谷中で音羽屋という屋号で独立した。
今風に言えばイケメンの車引きのお兄さんというところだろう。
地元でも人気があるみたいだ。
浅草では俥夫と地元とトラブルが多く困惑したと言う。
地元に愛される人力車をしたい、が独立の動機とか。
タクシーのような無骨さはないし、走る速度も、見下ろす町の角度も、走る道すがらも、いつもの風景のはずなのに異次元さを感じることができた。自転車の次にたのしい乗り物だと思った。

谷中のあの山坂をブレーキのない人力車で走るというのはなかなかの凄腕(凄足というか)。すごいですね。と言うと、品川まで走ったのが最長ですね。とはにかみながら話してくれた。
http://okazakiya.com/site/otowaya.htm
日暮里に行けば会えます。