天竺菩提樹の刺高念珠

ちょっと珍しい刺高念珠が手に入った。
通常在庫しているのは、正梅や黒檀、紫檀が多いのだけれど、たまたま入手した。

天竺の良さはなんといっても軽さと音。
外見に似合わず案外玉としても強い。三拍子揃っているのでみかん玉までは、行者用としてもよく作るのだけどソロバン玉は珍しい。

さ、いつお嫁に行っちゃうのかな・・・

手にしっくりくる。

ネックレスの改装

タンスの肥やしになっているよりは・・・

という声はじつはとても多いと思う。

過去にもいくつも見ていただいているが、活きて使ってもらったほうが肥やしの主人になるより幸せと本人も思っているだろう・・・

水晶切子のネックレス。

今は流行らないのかな。

ブレス4本に改装です。

ただ・・・宝飾用と念珠用では玉が違うことを知っておいてくださいね。

似て非なるもの

あんまりだ。

二尺二寸はあろうかという水晶の本連装束。
一見するとりっぱなのだから、必要な方なら手を出すことでしょう・・・

中糸直しのためにおあづかりしたのだけれど、糸を通してみてあっと驚いた。

細い。
穴が・・・・。

水晶珠が12mmもあろうかという玉の重みには耐えられない糸しか通らない。
以前通っていた糸は女性用の片手の通し糸が申し訳ない程度に入っていた。

房はどでかくりっぱなのに・・・

直しながら、やるせないんだよね。。。。

こういうの。

沈香

これほど品薄になるとは、10年前には由夢にも思わなかった・・・

念珠の保管

ちゃんおと虫対策してますか。。。
念珠の玉をつないでいる中糸は虫が食いますよ。

種子の残っている種類の玉は、虫の大好物。栄養いっぱい美味しいご飯をありがとうと虫は大喜び。ついでに中糸もバリバリ食べてくれます。

仏壇の引き出しの中に入れっぱなしにしておいたりしておくと・・・いざ使うときに簡単に切れちゃいます。

桐箱などの中に入れ、防虫香も入れて保管しましょうね。

光明真言の念珠

時々作らせていただく光明真言の腕輪念珠。

今回は槐(えんじゅ)の木でつくりました。

梵字もしっかり彫れていていい感じです。

神の木

中米では御神木とされる木。
今はワシントン条約にかかるため木片の形でしか手に入らない。

その中でもまれに直径5~6cmの枝状で紛れ込んでいるものをよりわけたものがこれ。

とにかく塊状態での入手は困難なのだ。

で、玉をつなぐとこうなります。

片手に仕上げようかな。。。