星月の尺二寸みかん玉のボリュームです。
栴檀みかん玉(尺)との比較でボリューム感はお解りいただけると思います。
特注での製作、試験的に創った念珠などなど。
星月の尺二寸みかん玉のボリュームです。
栴檀みかん玉(尺)との比較でボリューム感はお解りいただけると思います。
こんな改良も面白いですね。
お客様の合間に作っているから全然進まない。
これくらい2、3時間集中してやればできる本数なのに。
丸一日かかっちゃったよ・・・
でも・・・
銘木はいいですね・・・
ぬくもりがあって、いい木の香りがして。
作りながら癒されていきます。
松、鉄刀木(たがやさん)、槙、屋久杉・・・・
素挽きの玉はいい。
念珠の直しで時々念珠の業界外(他国のものもある)のものを承る。
概ね糸が細い。細いゆえに切れやすい。まあ他国製のように見えるところだけ見栄えよく見えないところには全く手を尽くさないものもあるが・・・
義憤にかられるか気を落とすか平気ではいられなくなる。
木綿糸二本くらいで通してそれで良しとはどんな気持ちでいられるんだ・・・
本来なら玉の穴を開けなおしてくださいとお勧めする。
入手時点よりはるかに高くなる。当たり前の話しだ。念珠としての玉造りは手がかかっているのだから。その分手を抜いて・・・いやいやちょんぼ・・・いやいや作業をショートカットして流通してしまったのだから、一人前の玉になるためには結局同等の、それ以上の労賃がかかってしまうのだ。
真珠の場合は、はからずも念珠になろうとは始めから思っていなかったのだろうから、穴は小さい。これが広いとネックレスとして仕立て辛くなる。
やはり餅は餅屋の玉を使用して欲しいとTONは思う。
で、その宝飾用の玉を使用して念珠にする場合で玉穴を開けなおさないという場合は仕方なくつりに使うテグスを利用して仕立てる。
でもあくまで暫定的なものだということを忘れないでいただけたらと願う。
テグスは決して強くありません。
まだわずかしか時間が経っていないのに、テグスは玉の触る部分で白く濁っています。
この部分から疲労を起こして切れやすくなります。
じゃあワイヤーにとなるのですがワイヤーも案外もろいもので、念珠となって使用される法具としての念珠はいかに厳しい環境下で使われているかということを考えさせられます。
やっぱり念珠は伝統に即した作り方が一番いいのだと思います。
上から尺三みかん(天竺)、尺三みかん(正梅)、尺二みかん(沈香)、尺二丸(白檀)、尺丸(白檀)、八寸みかん(白檀)です。
素材の違いもあるし・・・・
比較するには解りづらいですね。(^^;
余りの玉でちょこっと作りました。
こっちも片手から腕輪に仕立替えです。
18羅漢の精密彫り・・・・
腕輪になりました。
念珠堂なのにあまり念珠の話題に触れないので・・・・変な念珠屋と思われないためにも念珠を創っている所をお見せしますね。
今回は房作りです。
ちょっと見にくいのでこの角度から。
房になる絹糸を束ねて創ります。
もう片方もつけて・・・・と。
適当な長さに切りそろえれば・・・・
はい出来上がり。
頭房や梵天房(手毬房も)が主流の中ですが、こうした作り房の松房も房らしくていいものです。
中国製のものもよく見るようになりましたが、似て非なるものです・・・・
TONのぶっ太い手でお見苦しい絵でした・・・・
ハート腕輪ラピスを配置。
みかん玉の水晶に茶水晶の仕立。