ラベンダー水晶

藤色の上品なラベンダー水晶。京都的に言えば藤雲石(正式な石名ではありません)

ラベンダー水晶というのも造語ですが・・・

細房の多色房をつけてみました。


ずっと仮仕立のままにしていたので、お正月用に時間の合間に製作しました。

紅水晶に珊瑚

紅水晶に深海珊瑚を四天、親玉のみに。

露まで使うと重々しくなるのを避ける意味から6天として使用します。


可愛いですよね。

なかなか

インドヒスイではありません。

ビルマヒスイです。
なかなかお目にかかれない色でしょ。

今は手に入らない色あい。
年々天然ものは、難しくなる一方です。

ギロチンだね

シリコンゴムの末路というと怒られそうだが、当店でもこのゴムが出始めの頃試しに一巻きゴムを仕入れて使ったことがあった。
使ったは使ったが、伸縮率と言うよりゴムの復元速度の遅さにまずノーグットとなり、何度かのお客様からのクレームで(突然切れたと)即レッドカードを出さざるを得なかった過去がある。

今日二年くらい使用した念珠の中ゴムを取り替えた。
調べたところ、正絹糸で縛ってみると、いとも簡単に切断する。

ん~~。
やっぱりオペロンゴムに戻しておいてよかった。

15年以上前の判断ながら、改めてホッとしている。
そんな自分が何だかおかしく感じた。

この季節・・・

久しぶりにたいへん。

お直しにきた念珠は意地でも直さなきゃ。

でも、一ミリに満たない宝飾用の玉穴で中を磨かないものは、残念ながら長持ちしない。

でも直さないといけない。というジレンマ・・・

できれば日本で買ってくださいませ。

トパーズ各種

ハート&ハート

7875
168mm

108ブレス

7350
175mm

水晶を挟み込んだ場合。

8400
175mm

みかん玉

10500
160mm

オーバル切子

残念ですがあと3本で終了です。
6300
155mm

切子みかん

12600
165mm

あとはBBシリーズの天台玉を使用したものです。でかいです。

心の変化がすぐわかる

念珠の仕立には変わらぬ継続を可能ならしめる心が必要になる。

店で作業をしていると、

「よくまあ細かいことをやっていますね」
と感嘆符付きで聞かれる。

自分でもそう思うのだから、人から見たらなおのこと思うのだろう。

念珠創りには変わらぬ心という不動心が求められると思う。

作業は、ごくごく単調なものである。
糸組みや紐組も結局のところは同じ編みを繰り返すのだが、そこにはそれ、人間のすることことだから、必ず癖がでるし、言い方を変えれば相が出る。

自分のものでも、見返すときあ~ぁ。ということにまま出会う。

人の作業はよく見えるのだけれどね・・・・