赤珊瑚

最近お預かりしたお直しの片手念珠。
良く見ると血赤が含まれた赤珊瑚ではないか・・・

最近はトンと見ない代物。
珊瑚自体が地球規模の異変で激減してしまっている現在、
希少種の赤や血赤は恐ろしく高騰してしまった。

目だったクラックもなく均一した色合いに
預かったときには気づかなかったのかもしれないが

いいものを見せてもらって得した気分になった。

手をつける前のオリジナルな姿。

水晶の親玉、二天を足して赤のいいところを選び
つなぎ合わせた。

これから糸を足して編みこんで房をつければ終了。

さてどう変化するでしょうか。

ネックレスの改装

ネックレスを念珠に。
玉穴の問題がありましたが、なんとかクリアー。

そう・・・
形見でたんすの肥やしにしてないかなあ・・・

きれいですね。

沈香大平天台の念珠のつづき

沈香がこれほど手に入れにくくなるとは
考えられないことだった。

好きな香木の香りが聞けないのは実に嘆かわしいし
お客様に高額を強いなければならないのは正直なところ苦しい。

相のよい玉で香りのよいものが見当たらないのだ。

その点、大平でこの手はそうないだろう・・・

枯れた感じは見ているだけでも楽しくなる玉である。

大平沈香はもうこれで最後かなあ。

54玉念珠に着目

最近54玉念珠が流行っているようだと話が出た。
テレビで話題になったらしい。
テレビ、マスコミの影響は大きいと思う。

54玉の玉数を指定されることは、
片手でも腕輪でも多くなっているのは事実なのだ。

玉数にこだわるのは、基本になる108数を気にしはじめていることなのだろうと
思いたい。
煩悩の数とも、数珠曼荼羅からは修行の校庭の数とも、菩薩の姿とも当てはまる

そんなことを考えていると、流行を卒業し、
もう一歩本質に進んできたのかなと考えさせられるのだ。

丁度、仕立て替えでお預かりしていた念珠が54玉だった。

108玉を半分の玉数に
判繰りという。

108玉を四分の一の玉数に
四半繰りという。

鳳眼菩提樹だけれど、
鳳凰の目に当たる出っ張りがよく見ると龍の背中に見える。

龍背菩提樹なんて勝手に名前作っているとまた混乱してきそうだ・・・

念珠製作の資料

念珠を製作のための大きさ比較。
真ん中のインド翡翠仕立ての平玉念珠が54玉の片手扱い。

九寸天台の玉を流用すると丁度良さそうだ。
下は22玉。左は大平天台の天竺菩提樹。右は正梅。それぞれ参考まで。

22玉と並べて手持ち比較しました。

18玉の丸玉で組んだ場合の大きさ比較。
(玉数の20玉等になっているものは、親、二天の分を換算しての事)

左から13㎜玉、10㎜玉、8㎜玉、6㎜玉。上の九寸天台の平玉。
さらに、大まかだがその直径。
内径7.2cm(外径10cm)。5.5(7.2)。4.5(5.5)。3.7(5)。3.5(5.5)

天台宗大平各種

大平天台にもいろいろあります。

左から竹、天竺菩提樹、星月菩提樹です。
木製でもここまで大きいと(径17mm)、ずっしりときます。
(竹は軽い)

他にも黒檀、紫檀、鉄刀木、栴檀、ブライヤー(バラの根)、柘、
白檀、緑壇、琥珀、沈香、石物、等々と様々。 

大平天台は迫力と同時に滑らかさがあって好きな玉。

また機会がありましたらアップしてみますね。

紫金石と五色瑪瑙

男性用の片手念珠。
ちょっと面白い玉です。

紫金石。
人工石なれど、生まれはイタリアン。

五色瑪瑙。
とにかく表情の変化が複雑で見ていてあきない。

ネックレスから念珠へ

ネックレスを何本か預かり念珠にして欲しいということだった。
アベンチュリ(印度翡翠)のグラデーション。
琥珀オーバル型の大玉。
紫水晶の端玉。

どうしようかと言うことで
こうなった次第。

ここには映っていないが、アベンチュリンの片手が一本ある。