観音霊場念珠 坂東

先日、預かった坂東観音霊場の念珠玉は
こう仕立てあがりました。

彫りこんである観音経は、切れ切れに彫られていたので
声に出しながら、玉を置いていく。
計らずも観音経を何度も拝読させていただく結果となりました。

サーマインド変更

初期のサーマインド。
なっつかしいなあ…

糸切れの直しで里帰り。
大切にしてくださっていたのがよくわかる。

初期のはぐんと彫りが深い。
観音様をそのまま厨子にお入れしたような
風情がある。

しっかり彫られている(もちろん最近のもである)

せっかくだからそれに経を入れましょうと言うことになって
具一切功徳…からの20文字をお入れさせていただく。

雰囲気がまたまた異なって面白い。

レパートリー 大般若経

大般若六百巻の表紙見本を製作した。
普通は使用しない金襴も職人に使ってもらいましたが、
なかなかの迫力でした。

。

かまぼこ型の表紙は、本来は理趣分用で600巻にもなる
大般若の場合かさばりすぎて使用しないのですが、
施主さんの意向でつけてみました。

それ相応にすごい迫力でした。
これで600巻作ったら、ど迫力になりそう…

大般若六百巻は日本では転読に使われるのです。
国によっては、僧侶のみが、または僧侶と信徒が何ヶ月にも渡って
全巻読み通します。

こちらは、高野山での転読の様子。
http://www.youtube.com/watch?v=RR2d42fWMrg

浅草の今日の空

雪雲が日本海側には押し寄せていると言うけど、
関東は、すっかり晴れて申し訳ないくらい。

だんだん冬の様相w呈してきている。

こういうこともやってます。

地球環境のために、大切に長持ちさせよう!
ということで、作り替え、買い替えちょっと待って。

うちの位牌真っ黒なのよ。
仏壇真っ黒でなんだか気持ち悪いんだ。
などとこぼしてませんか?

20年以上仏壇内にお祭りしているお位牌は
左のようになっているはず。

が、こうなるのです。

⇒

実は、黒くしている原因は、他でもないお線香やローソクの「すす」。
仏壇の中は、そのすすつまりC(炭素)が、
油煙と結びついてしっかり凝結したもなのです。

墨で黒く塗った覚えがないのなら、概ね原因は油煙です。
金箔部分の色を見て付着の厚みを判断します。

だから、油煙部分を落とせば、金の元の光沢は変わらずに現れてくるわけです。

結論として、買い替えを考える前に、
お洗濯(きれいにすることをこう言います)を考えて資源を大切にしよう。
です。

変則的なお念珠の多いこと・・・

朝から夕まで念珠直しに追われた。

ちょっと特殊な形状物が多くて、
70年以上前のものも、なかなかユニークだったし、
もともとは、数取りが念珠の主目的なのだから、
こうせよと規定したのは、最近のことで、
昔の形は、自由奔放そのもの。

大変な作業と言うことを除けば、実は楽しい。

ただ、気付くと1連に2時間近くかけている。

こんなはずじゃあないと思いながらも刻々と時間ばかり過ぎる。
店もこなしながらだから、まあ仕方のないこととも思うのだけれど
遅々として進まない。

待って下さっているお客様の見えざる顔がちらつくし
汗汗・・・