
浅草のそら
白檀不動明王
老山白檀の5寸。
もう作れない。
白檀にも産地表示が必要になりかねないし、そうしないと同じ素材のものが、かたや40万かたや8万とだれも不思議に感じられることとなるだろう。

今は原木が手に入らない。
光背を彫るだけの面積の広い木が。
だから接いで大きい面積にするか、別木にするかなのだ。
大変な時代になってきた。
可哀想だょ
もう少し・・・
もうちょっと・・・
早く直してあげましょう。
ものの5分とかからないのだから。
たんびたんびに思うこと。
浅草のそら
ジルコニア二点

ダイヤの代用品として使用されることの多いジルコン。
結晶のよさから、光り方が全く違って見える。
黄色やサーモンやピンクもあるけれど、TONはこの藤色がジルコンでは一番好き。
浅草のそら
こんなこと思っている?
大阪のお客様の手作り匂い袋の亀さんは、数年前に当家に養子縁組してきました。
亀さんは「亀次郎」と名付けられ念珠直しに使うのり容器のお山の上に住処を決められそれはそれはかわいがられている毎日です。

ところが、ここ最近ちょっと出番がありません。
それもそのはず、神次郎君のお守りしている念珠のりは頭房などの付け房のときにしか使わないからでした。
最近直しで持ち込まれるのは、紐房のお念珠や、中糸通しのみ、はたまた腕輪のお直しばかり。
おまけにこの2、3日はででけることが多かったときまて、亀次郎君はちょっとご機嫌ななめ。
そんなことを露とも知らぬ店長でしたが・・・
店長(ぁれ?)
店長「亀次郎いつから片手をあげれるようになったかな?」
亀次郎「おとひゃん、こっち向いてくれないからょ」
「上げすぎてお手手いたくなっちゃったもん」
店長「お念珠直しの時には、いつもいいこいいこしてるでしょ」
亀次郎「さいきんやってないもん」
店長「・・・・・」
亀次郎「さぼってどっか行ってんのしってんもん」
(ギフトショーのことかいな)
店長:「あ・あ・あれはね・・・勉強」
亀次郎「おかあさんといいもん食べてきた」
(ちぇ、見てたんかい・・・)
店長「今度たんと食べさせてあげるからね」
亀次郎「いいもん!またのりでしょ。おなかいっぱいだもん」
店長「・・・・・」
亀次郎「もう使わせてやらないもん!」
店長「そ・そ・それは・・・」
いじけのスパイラルにはまり込んでしまっている亀次郎であります・・・・・
さぁどうするてんちょう・・・
水晶108腕輪
時々聞かれるのですが、108玉の二重にできる腕輪念珠は、ありませんか?と。
もちろんありますよ。
積極的には作っていないだけです。(作っていないのと同じことかな)
一巻きの腕輪念珠より本当は、念珠屋らしく108玉の本連を主にしたほうが良い様な気もするのですが・・・
最近はパワーストーン屋も多くなって、意味不明のものが大手を振って流行っているので、なんだか面白くなくないなぁと思っているTONでもあるのであります。
念珠屋(実は仏壇屋)として基本に戻りたいなあという思いです。
水晶だけの二重平玉です。

浅草のそら

