腕輪と言うと略式の最たるものという感触だが、108玉の念珠を(概ね尺玉が多いようだ)腕に二重三重につけているのも目にすることがある。
ならば最初から腕輪用に寸法を考えてみかん玉に玉そのものを仕上げてボリュームを持たせて作ればよいと思う。
これはだいぶ前の作だが165㎜のTONの腕にぴったり。
下がりをつけているのは真言宗(八宗)を意識してのもの。
こうしておけば、急なお葬儀が入った時などでも小さめながら本連として使える。
腕輪と言うと略式の最たるものという感触だが、108玉の念珠を(概ね尺玉が多いようだ)腕に二重三重につけているのも目にすることがある。
ならば最初から腕輪用に寸法を考えてみかん玉に玉そのものを仕上げてボリュームを持たせて作ればよいと思う。
これはだいぶ前の作だが165㎜のTONの腕にぴったり。
下がりをつけているのは真言宗(八宗)を意識してのもの。
こうしておけば、急なお葬儀が入った時などでも小さめながら本連として使える。
この世界に惹かれて何が面白かったかといえば水晶に惹かれた。もちろん他の石例えばジェードを原石から玉に挽いていく過程の面白さや、珊瑚の魅力、マラカイトの不思議、瑪瑙の七変化さ、数え上げたらきりがないけれど、めぐり巡ればやはり水晶に還る。
無色透明な水晶に最大の魅力を感じてやまない。
下の玉はもちろんおんなじ白水晶だが、演出効果を狙って糸の色合いで七変化させている。写真だとうまく表現できないのが残念だけど、何色にでも染まる白水晶は、作り手の意匠が気持ちいいくらいに出る。
中間色を多用しているのが、強い色を入れれば、水晶が発色する色となっていろんな表情を醸し出す。
偶然の産物が生まれる。そこが楽しみだ。