どれも単発だけど、集めようとしても案外集まらないもので、そんな琥珀の玉を利用してのものです。
いいと思ったんだけどな・・・
ずいぶん前のものだけど、元三大師(角大師)のプレートをつけた腕輪念珠。
同じく、日蓮宗のヒゲ本尊をプレートに彫った腕輪念珠。
手元にプレートがないから今は作れないけど、応用してなにか創れそう。。。
考えるのが楽しい。
対比がおもしろい・・・
自分だったらまず組み合わせないだろう。
色の対比が面白い。
お客様のご要望を聞いていくと自分が如何に常識にとらわれているかがわかる。じゃあお客様は突飛なことを希望しておられるのか?といえばそうではない。単に作り手の狭い了見の中から抜け出せないだけの話なのだ。
今まで、念珠に限らずいろ~~~んなものを作らせていただいてきた。だから絶対NOとは言わない。案外作ってみたらお客様のアイデアに深くうなづくことが多かったから、もしかして・・・面白いものが創れるかもしれないと、ちょっとドキドキ感を持たせてもらうことにしている。
だって、楽しいよね。
スターシェイブというカットの片手念珠
カットの仕方に商標がついているので、この名称はこのカットにしか使えないのだとか。今までの切子をイメージすると、あれ?と思ってしまうほど手触りが良い。
全く切子を感じさせない触り心地なのだが、玉を見ると切子なのだ。
五色水晶の片手なので、そう五色それぞれ単色でも応用が効くということ。
片手でも良いが、肌触りが良い事を考えると腕輪のように肌に触れている時間の長い事を考えると最もふさわしいにのかもしれない。
そのうち、、、いや、近々腕輪も作ってみようかな。なんて思う。
職業病
お客様のご要望で、琥珀切子を親玉に入れて、ということで、切子の入った製品をバラして親たまを流用することにした。
親があれば、子が必要。写真のように配置してお客様に確かめた。
困った顔をされて・・・そうではなくて並べて欲しい・・・とのご意向。
あ!そうだった。確かのそう作る前に言われた気がする。
で、並べ変えました。
耳ではちゃんと聞いているんですよ。でも長い習慣とは恐ろしいもので、親玉があれば、二天を無意識のうちに定位置におこうとしてしまうの。
職業病・・・職業脳とでも言うのかな。。。
そして、完成です。
鶴亀、鶴亀、鶴亀、つる・・・・
ちょっと前の玉が腕輪一本分集まったので仕立ててみました。
鶴の絵を玉に彫り込んでみましたと玉屋さんが持ち込んでくれた。
「鶴がいるなら亀もいないとね」とTON。(だから嫌われるのかも)
でもね、鶴がいるなら亀もいないと。亀がいるなら兎もとなるけどさすがそこまでわがままは言えなかった。そのうちにたのもうと思っている間に忘れてしまった。
これ一本しかないのが残念だけど、よく彫れている。
以前はこんな自由な発想が形にできた。今、とてもじゃないが希望は叶えられない時代になってしまった。とても寂しい。
ビルマ翡翠お嫁入り
写真ではどうしても表現できない。
本物だからこその石のオーラというものがあるように思う。石の色合い、明るさ、石の照りこれはレンズと腕がモノを言うだろうし、撮る自信はある。
けど、迫力というもの、石の物語というもの、石のおしゃべり、というのは本物の持つ凄みであり、二次元からは伝えられない気がする。
お嫁には行くなと言っていたのに、ついに行ってしまった。
TONはやはり商売人にはなれないようだ。。。