懐古趣味2

昨日麦田車庫の話しを書いたら、当時の記憶がわらわらと湧き出してきてしまったので忘れないうちに書き残しておこうと思う。

またも借り物の写真で申しわけないが、柏葉幼稚園は車庫の右に走るこの道の奥になると思う。この道を5歳の姉がぐずる3歳の弟を、おんぶしたり手を引っ張ったりしながら、だましだまし園まで連れて行ってくれたんだと思うと今更ながら頭が下がる。。どうりでいまだに何も反論できないわけだ。

第二の母のような姉も翌年には近くの大鳥小学校に入学した。我がままいっぱいの手のつけられない弟は当然のように園からはドロップアウトと相なった。
その大鳥小学校には、高校時代の親友が通う事になるのだが、不思議やなTONは小学校入学を目前にして六角橋に引っ越してしまい、もしかしたら幼馴染となっていたかもしれない彼との付き合いは高校時代までお預けとなるのだ。
彼はTONと家庭環境が似ていて同年代で母親を亡くし父親と姉との三人暮らし。もし幼馴染だったらさぞ家族で交流していたことだったろう。が、そうはいかないのが人生のようだ。

そんな彼も高校を卒業し、TONの自転車趣味に引きずり込んで二年目の春に自ら命を絶ってしまうこととなる。

そんな事もあった幼年期を過ごしたこの町には思い入れがありすぎる。
生まれはどこですか。と聞かれるたびにめんどくさくて本牧ですと言うと、へ~と感嘆譜が還ってくるのだが、TONはザラリとした感触が心の奥に芽生えるのも否めない事実なのだ。